D.Kさん

家電量販店で働いていたのですが、子供が生まれたので土日に休めて夜勤のない仕事が良いと考え、この会社に転職しました。ですが特殊車両を扱うこの部署に配属されたのは予想外のこと。運転経験のない私でしたが、限定解除から大型、小型移動式クレーン、重機、玉掛け、危険物取扱など、業務に必要な免許や資格を取得してきました。もちろん費用は会社負担です。今では環境緑化管理課が所有する、すべての車両を扱えるようになっています。

日本製鉄の工場構内で発生する一般廃棄物や産業化廃棄物を回収し、処分場へと安全に搬送するのが主な仕事です。また構内の埃対策としての散水、パンク等を防ぐためにスイーパー車という特殊車輌を使用して細かな金属片や道路の汚れを清掃しています。道路清掃に関する車両から、廃棄物回収に係るパッカー車、ユニック車、タンクローリーに、中型トラックや高所作業車と、さまざまな特殊車両を扱えるのがこの仕事の楽しさですね。

安全に厳しい社風ですが、逆を言えば自分が安全に仕事ができるということ。指差し確認も社員全員が徹底しているので、休日でも踏切などでつい指差し確認をしてしまうんですよね…。これは物流事業部の「社員あるある」だと思います。福利厚生面では、熱中症対策として水やスポーツドリンクを会社が無料で用意してくれるのが嬉しいですね。また工場でのお祭りやラグビー場でのBBQなど、日本製鉄グループのイベントに参加できるのも魅力です。日本製鉄堺ブレイザーズの試合チケットが入手できたときは、家族で応援に出かけています。

３年前から労働組合の組合長を務めており、賃上げをはじめより働きやすい環境や仕組みづくりを会社に働きかけています。私が働く堺支店は本社と同じ敷地にあるため、直接足を運んでの交渉がしやすいんですよ。また物流業界にはさまざまな上部組合団体がありますので、ブロックごとの研修会などに参加しながら、春闘での協力関係なども築いています。さくらは組合の声を真摯に受け止めてくれる会社ですので、社員の声をしっかり伝えていきたいです。